クリスマスに相席バーに行った【システム紹介・体験談】
12月24日 時刻は24時を回ったところだ。
出会い喫茶 → 結婚相談所→婚活パーティー(×3)へ参加した私は、銀座のパーティー会場から相席バーへ行くため新宿へ戻った。
クリスマスイブからクリスマスに日が変わった歌舞伎町はあまりにも浮かれている。
ホストに札束を渡すおばさんを見かけてゾっとしてしまった。
夜の世界を掻き分けて、相席バーに到着した。
システム紹介
①来店
カラオケ店のような受付ルームにて会員登録をする。
LINEで登録すれば登録料は無料。
簡単に登録できる。
ちなみに来店している男女の人数をHPで確認することができる。
②店内へ案内
豪華な店内に通され、席を案内される。店内は500人が収容できるほど広い。
③注文
タッチパネルで好きな飲み物を注文する。女性はほどんどのお酒が無料。
時間帯によっては料理の1品サービスがついている。
男性はすべて有料。
④相席した人とおしゃべり
どの人と相席するかは選べないが、女性ならスタッフに言えば男性をチェンジすることは可能。
体験談
相席バーでも一人
店内に通されると、思っていた以上に店内は煌びやかで華やかだった。
こんな場所が無料だとは疑ってしまう。
カウンター席に通され、タッチパネルで注文。
ほとんどのお酒の料金が「0円」と書かれている。
すごい!まるで酒の打出の小槌。
頼めば頼むだけタダ酒が飲める!
スイーツも一品無料だ。
しかし、クリスマスのせいか店内は空席が目立ち、せっかく相席バーにきたのに30分ほど待たされ、ただの1人バーになっていた。
クリスマスに相席バーまで行って一人とは、なんてみじめなんだ。
やっときた男性は30代半ばで、IT関係の会社員だった。
来店は2回目で、前来た時は沢尻エリカみたいに態度が悪い女性が相手だったらしく、全然楽しめなかったらしい。沢尻エリカのおかげでだいぶハードルが下がっていたようで、普通に会話をしているだけで彼は満足そうだった。
すっかり気を許したからか、今日のクリスマスを一人で過ごす中マルエツで買ったという、物悲しい一人分のチキンの画像を笑いながら見せてきた。この人もこの人なりに寂しいクリスマスを自虐的に楽しんでいるようだ。
仕事や将来の話など真面目な話がほどんど。
この日会った人のなかで一番まともなので振り返ると大した面白い話はない。
長々と話しているうちに気づいた。
この人このまま朝まで話すつもりか…?
私「実は私この後予定があって」
男「え!もう夜中の三時なのに?」
私「はい、この後ハプバーに行こうと思ってまして」
普通ならドン引きするところをこの人は大笑いした。
お見送り中に出た本音
男性から「あと1杯だけ付き合って」と言われ、1杯飲んでほどなくして店を出ることになった。
受付へ行き、お会計をする。
カードで支払った男性の金額が見えてしまった。
私は0円、男性は7890円。
え、これって私とただ話してただけでこんな高額取られちゃうの…?
キャバ嬢でもなんでもないのに…と、非常に申し訳ない思いだった。
私の会計は0円だったが、「ごちそうさまでした」とついついお礼を言ってしまった。
男性はこれから私が向かうハプニングバーまで見送ってくれるという。
ハプニングバーに向かいながら、男性は自分の家がここから近いことをアピールし「こっち側のハプニングもあるよ!!」っという冗談を2回も言った。
やはりそういう狙いがあったようだ。
「もしハプニングバーに懲りたら俺んちあるからね!」
最後までアピールをされ、ハプニングバーに無事到着した。
「気を付けてな!いってらしゃい!」とエールをもらい、手を振る男性と別れた。
なんだこの展開。
戦いに敗北して観念した敵が、次のステージへと見送るようだった。
総評
費用:0円(※女性の場合)
バーというハードルがあるからか、周りを見渡しても見た目からヤバさを感じる人は目につかなかった。しかし、男性はやはり「あわよくば」という展開を臨んでいるので、そういうつもりがない人は警戒心を忘れないように。男性はただの乞食女に当たると終わり。いつものキャバクラに飽きて素人と飲みたいときには利用する価値があるのかもしれない。
【いよいよラストステージ!ハプニングバーの記事はこちら↓】