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【恐怖】ピラニア釣りを体験!きっかけはエイプリールフール!?_PR

 

「エビで鯛を釣る」という諺がありますが、「品川でピラニアを釣る」という支離滅裂なイベントがあると聞いてやってきました。

 

そのイベント名は世界初の釣りイベント「ピラニア フィッシング」。

11月23日~25日の三連休に行われました。

 

※この記事はメルカリのPRです。その理由はあとでわかります……!

 

イベントの詳細には

 

『釣ってヨシ!!喰ってヨシ!!喰われてヨシ!!』 

 

とあり、こんなクレイジーな魚釣りは聞いたことありません。

 

ラニアといえば凶暴な肉食の魚――せっかくならエサ代わりにヤクザから落した小指でももらっておけばよかったです。

 

てか、このイベントの取材って、多少血を流して「痛ーっ!!」って言うくらいのことを求められているんだろうか……。

 

 

 

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少し身構えながら会場の品川フィッシングガーデンへ。ピラニアに負けないぞ!

 

 

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受付までは長蛇の列が! 大盛況の様子。

ちなみに参加チケットは4000円と決して安くはない金額です。

 

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「こちらに署名をお願いしま~す」

 

受付をするとお姉さんに同意書を求められました。何があっても自己責任!主催のリスクマネジメントはバッチリのようです。

 

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記念撮影コーナーもありました。何があるかわからないし、元気なうちに撮っておこう。

 

 

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こちらがピラニア釣りの釣り堀。普通の釣り堀とちがってジャングル感がすごいです。

アマゾン川をイメージしているんだとか。

 

釣り堀の中は……

 

 

 

 

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うわ~!!

ラニア、めっちゃいる~!!

(てか意外と色は地味~)

 

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なんとこのイベントのために1000匹も用意されたんだとか。多すぎません??

 

 

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元気良すぎ。

 

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ビビッている暇はない。

釣りはほぼ初心者ですが、チャレンジです!

 

釣り竿は現地を再現して木の棒を使います。

入手先はなんとメルカリ!

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そのときの画像がこれ。本当に木の棒が売ってる!

この縁があってメルカリと主催者が話をしたところ、イベントに後援してくれるようになったとのこと。

 

しかし、木の釣り竿であのピラニアを釣ることができるのでしょうか?

 

スタッフ「ピラニアは力がとっても強いです。釣り竿に反応を感じたらすぐ引き上げないと、針ごとエサが取られてしまいます」

 

すぐ引き上げることがコツか。よーし!

 

 

はじめに人口エサで試した後、生肉を使います。

 

人口エサはぱったり反応がなく、惨敗……。

もともと人口エサで釣れる人はわずかしかいないらしいです。

 

スタッフ「次の生肉は、ピラニアの全然反応が違いますからねー!」

 

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生肉といっても魚肉のことですが、マス、マグロ、エビが用意されていました。

特にマスが弾力があってもぎ取られにくくてオススメだとか。

 

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そーっと忍ばせて、反応を待っていると……

 

 

 

 

 

 

 

隣のお客さん「釣れたー!!」

 

 私「え! すご!!」

 

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私「あれーーー!?」

 

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私「エサとられちゃった……」

 

よそ見をしていたせいですぐに引き上げることができず、エサをもぎ取られてしまいました。

 

完全にミスです。

 

 

泣きの一回をお願いして再チャレンジさせてもらいました。

 

 

今度こそ集中して……

 

 

 

 

 

 

 

 

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 わーーーーーーーー!!!!

 

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やったーーーー!! 今度はちゃんと釣れました!!!

 

 

 

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「これがピラニアかー!」

 

無事釣れたことにテンションが上がって、あまり怖く感じませんでした。

 

調子に乗って指を突っ込んでみたらスタッフにマジで注意されました。

(ごめんなさい)

 

 

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こちらのお姉さんは1人で5匹も釣ったらしい!すごい!

なんでも釣りが趣味なんだとか。

やはり釣り好きのお客さんは多かったようです。

 

アマゾンの生き物が好きという男性は「いままで水族館で見るだったんで、触れるくらいの距離でも見てみたいなと思って参加しました。釣れるかどうかわからないスリルがよかったです」とのこと。

 

ほかにもカップルやユーチューバ―、家族連れなど、ピラニアは年齢性別問わず人を惹きつけるようです!

 

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釣り堀の隣では金魚すくいならぬ「ピラニアすくい」が行われていました。

こちらも挑戦してみましょう。

 

 

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魚をすくうポイは2つ配られました。

ラニアから手を守るため分厚い手袋をしてスタートです。

 

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いや、ピラニアでか!

金魚と比べるとかなり大きく見えます。

ちゃんとすくえるんでしょうか?

 

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「よっと!」

 

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あれ、意外とすくえました!!

 

ポイを2枚重ねて使えばいけるもんですね!

 

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分厚い手袋もあることだし、スタッフの方に許可をもらって、ピラニアに触ってみました。

 

口を開けてみると……

 

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うわ~!!

歯がこんなに鋭い! 

こんな間近でピラニアの歯が見れるとは! ちょっと感動。

 

 

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!?

 

わかりますか!?

手袋をガブッと噛まれたら、頑丈な手袋がほつれたんですよ……!

コイツの力は本物です!

 

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3匹すくえたという男の子! とても嬉しそう!

親御さんが「貴重な経験になるから」とピラニア釣りに連れてきたとのこと。

 

男の子「ピラニア? 全然怖くない!」

 

元気な子どもはピラニアなんてへっちゃらなようです。

かく言う私も、いつのまにかピラニアの恐怖より好奇心のほうが勝っていました!

 

 

ラニアに噛まれてみた

 

このイベントではピラニアも食べられるとのこと!

三日間で100食限定! 価格は3000円! 高級食材です! 

今回は特別に1匹いただけることに。

 

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スタッフである東京海洋大学の学生さんが慣れた手つきで捌いていきます。

 

ラニア釣りは、東京海洋大学をはじめとした魚を研究する方々の協力を得て実現されたそうです。ピラニアを釣る方法から、水温、環境、エサなどを研究を重ねて決めていきました。

 

やはりピラニアの体の構造は特殊なのでしょうか?

 

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学生「いや、普通ですね。珍しいのは歯の部分だけです」

 

意外と普通でした。

 

 

死んでいるのをいいことに、口に指を入れてみると……

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!!

 

鋭利なトゲが指に刺さって痛ーい!

ノコギリの刃先を触っているよう感じです。これでガブッとやられたら指ちぎれそう。

 

教授「ピラニアは、カミソリが水中で動いているようなものです。スパンと切れますよ。お客さんには安全第一でやってますが本当に危険です」

 

学生「ピラニアは暗いところのほうが活発化します。弱ったピラニアは夜のうちに共食いされてしまうんですよ」

 

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共食いされたピラニ

 

ぎゃーー!! 弱肉強食とはまさにこのこと……!

 

 

 

 

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さて、ピラニア料理に話を戻します。

調理方法は素揚げです。

 

 

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できました! きれいな焼き色です。

あんなに凶暴だったのに美味しそうな姿になってます。

 

気になるお味は……

 

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うん、ホッケのような白身魚普通に美味しいです!

あんな見た目をして味は優しかったです。

 

現地では子どもが遊び感覚でピラニアを釣るらしく、お母さんが子どもにおつかいを頼むようにピラニア釣ってきて家族で食べるそうです。

 

ホリエモンに知ってもらいたい」そのワケとは?

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主催したのは非日常イべント企画会社のHoliday Jack株式会社。

代表の矢野智之さんにピラニア釣りについてお話を伺いました。矢野さんは、6年間で100カ国を旅したプロの旅人です。

 

――ピラニア釣りはどんな経緯で開催されたんですか。

 

もともとはエイプリールフールについたウソからはじまったんです。

 

――え? エイプリールフールのウソ?

 

Holiday Jack株式会社は、僕が世界中を旅した経験をもとに日本の休日を面白くしたくて作りました。そしたら、昨年にプレスリリースの配信サイトから「エイプリールフールに何か面白いネタ投稿をしてほしい」という依頼をうけたんですよ。それでいろいろ考えた結果、ピラニア釣りにしました。

 

 

――随分とぶっ飛んだウソですね! そこからどうして本当に実現することになったんですか。

 

それが、本当にピラニア釣りをやると信じてしまった人がたくさんいて、問い合わせが殺到したんですよ。プレスリリースのページの下部には、嘘だとわかるような記載があったのですが、それを見ずに「東京のどこでやりますか」「具体的な日にちはいつですか」とあちこちから問い合わせの電話がかかってきました。そのたびに「ごめんなさい。あれはウソでして」と謝る日々が3カ月続いて……。大変でしたね。メールとか諸々合わせたら5万件くらいの反応がありました。

 

――すごい! 5万人も騙したんですか(笑)

 

 

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正直、ここまで反応がいいと思いませんでした。これは強い願望や希望があるからだと思い、実際開催してみようと昨年末に決めました。

 

――だいたい約一年かけてイベントの日を迎えたわけですか。しかし、ピラニア釣りをやろうと思っても簡単にできるものではないですよね……? どんな苦労があったんですか。

 

もう思った以上に超大変でしたよ! 何度心が折れそうになったか……! まず前例がないので全て自分の手で開拓していきました。ブラジルのアマゾンからピラニアを輸入しようとしても、自分の会社だと税関の許可などが下りないので、水族館などに海外の魚を提供している会社に間に入ってもらいました。

 

やっと話がついてもピラニアは運ぶのも大変。肉食魚なので一匹ずつ梱包しないと共食いしちゃうんですよね。ブラジルのアマゾン川から1000匹を一個ずつ梱包して空気入れて、運ぶ途中も死なないようにエサあげて……というのやるだけで相当な手間苦労があって、1匹当たり4000~5000円くらいかかってます。1000匹用意したんで、ピラニア代だけで500万くらいかかってますね。人経費や設備も含めると600万くらいかかってます。

 

 

――それを聞くと参加チケット代4000円って妥当な金額……?

 

いや、妥当どころか、赤字です。来場者1000人限定でやっているんですけど、4000円だと売上400万円で、200万円の赤字です。今回はメルカリさんが協賛についていただいだおかげで想定していた赤字の約半分を埋められましたが、会社の経営を考えるとチケット代を8000円くらいにして200万円くらいの利益を出すべきかとは思います。ですが、さすがに8000円だとハードルが上がっちゃうので避けました。

 

そもそも自分がついた嘘だし、もう赤字を被ろうと決めて開催しています。僕は一回きりの人生なのでお金だけでなく楽しいことしてきたいし提供したいという気持ちがあるので、会社の経営以上に大事なことはあると思っています。

 

――赤字になっても開催したいと……すごい熱意です。貴重な機会を噛みしめたいと思います。その思いが多くの人に届くといいですね。

 

そうですね。あとホリエモンにも知ってもらいたいです。

 

――ホリエモン! なぜでしょうか?

 

3年前にテレビ番組でホリエモンと対談したんですよ。Holiday Jack株式会社の過去のイベントが取り上げらたんですが、「いずれネタは尽きるでしょ」と言われてしまって。でも100か国も旅してるから無限にネタはある!と反論したときに、例としてピラニア釣りを話しました。「すごいけど無理じゃない?」と嘲笑われましたけど、こうやって有言実行できたんです! だからホリエモンには知ってもらいたいですね。「全然儲かってないじゃん」と言われるかもしれませんが……(笑)

 

――あぁ~正直、言いそうですね(笑)

 

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矢野さんが出演したホリエモンのテレビ番組

 

矢野さんのゼロから作り上げるエネルギーには脱帽です! 「嘘から出たまこと」とはちょっと違うかもしれませんが、無謀と思われるイベントを捨て身の覚悟で実現させた、矢野さんをはじめとする多くの方々に拍手を送りたいと思います。

 

そして、凶暴で恐ろしい魚というイメージでしかなかったピラニアですが、このイベントを通じて親しみが持てました!

 

ここでお知らせです。

メルカリでピラニア専用の釣り竿を探しても……

 

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さすがに見つかりませんでしたが、

メルカリでは釣り具が意外と揃う!ということで、メルカリ×釣りのキャンペーンが実施中です! 見逃すな~!


メルカリ×釣り 特集ページ(リンク:https://mercari-fishing.com/